鵜の浜温泉分析書|鵜の浜温泉 ロイヤルホテル小林 オーシャンビューと海鮮料理の宿

鵜の浜温泉分析書 泉質・効能
1. 申請者
住所/新潟県上越市大潟区雁子浜304-2
氏名/有限会社 鵜の浜温泉開発 代表取締役 小林一定

2. 源泉名及び湧出地
源泉名/鵜の浜温泉第5号井
湧出地/新潟県上越市大潟区雁子浜字崩山301番1

3. 湧出地における調査及び試験結果
(1)調査及び試験機関
社団法人 新潟県環境衛生中央研究所 (登録番号:新潟県(登)環企第5号)
(2)調査及び試験年月日  平成24年12月13日
(3)泉温 源泉 41.1℃ (気温 2℃)
使用位置 -℃ (浴槽での温度)
(4)湧出量 204 L/分 (動力揚湯) 揚湯試験時に測定
(5)知覚的試験 微黄色透明で金気臭を有する
(6)PH 7.5
(7)ラドン(Rn) 未測定

4. 試験室における試験成績
(1) 試験責任者 社団法人 新潟県環境衛生中央研究所 業務部 業務課 環境水質係 係長 佐藤成礼
(2) 分析終了年月日 平成24年12月26日
(3) 知覚的試験 微黄色透明で金気臭を有する(試料採取24時間)
(4) 密度 1.0102 g/㎤ (20℃) 1.0084 g/㎤ (20℃/4℃)
(5) PH  7.8 (水温 20.2℃)
(6) 蒸発残留物 14320 mg/kg (乾燥温度 180℃)

5. 本水1キログラム中に含まれる成分、分量及び組成
(1) 陽イオン成分
リチウムLi+ 0.8mg 0.09mval 0.04mval%
ナトリウムNa+ 5593mg 243.3mval 97.05mval%
カリウムKa+ 20.4mg 0.52mval 0.21mval%
アンモニウムNH4+ 19.3mg 1.07mval 0.43mval%
マグネシウムMg2+ 26.7mg 2.11mval 0.84mval%
カルシウムCa2+ 65.3mg 3.28mval 1.30mval%
ストロンチウムSr2+ 3.0mg 0.07mval 0.03mval%
バリウムBa2+ 5.5mg 0.08mval 0.03mval%
アルミニウムAl3+ 0.3mg 0.03mval 0.01mval%
マンガンMn2+ 0.1mg未満
鉄(II)Fe2+ 3.8mg 0.14mval 0.06mval%
鉄(III)Fe3+ 0.1未満
銅Cu2+ 0.1未満
陽イオン成分計 5737mg 250.7mval 100.0mval%
(2) 陰イオン成分
フッ化物イオンF- 0.3mg 0.02mval 0.01mval%
塩化物イオンCl- 3966mg 252.9mval 96.84mval%
臭化物イオンBr- 49.0mg 0.61mval 0.23mval%
ヨウ化物イオンI- 19.6mg 0.16mval 0.06mval%
硫化水素イオンHS- 0.1mg未満
硫化物イオンS2- 0.1mg未満
チオ硫酸イオンS203 2- 0.1mg未満
硫酸水素イオンHSO4- 5.0mg未満
硫酸イオンSO4 2- 5.0mg未満
炭酸水素イオンHCO3- 485.6mg 7.96mval 3.04mval%
炭酸イオンCO3 2- 1.2mg 0.04mval 0.02mval%
陰イオン成分計 9522mg 261.7mval 100.0mval%

(3) 非解離成分
メタケイ酸H2siO3 25.9mg 0.33mmol
メタホウ酸HBO2 165.3mg 3.77mmol
メタ亜ヒ酸HAsO2 0.1mg未満
非解離成分計 191.2mg 4.10mmol
(4) 溶存ガス成分
遊離ニ酸化炭素CO2 25.8mg (遊離炭素) 0.59mmol
遊離硫化水素H2S 0.1mg未満
溶存ガス成分 計 25.8mg 0.59mmol
溶存物質(ガス性のもの除く) 15450mg/kg
成分総計 15480mg/kg
(5)その他微量成分
カドミウムCd 検出せず(0.005mg/kg 未満)
総水銀Hg 検出せず(0.0002mg/kg 未満)
鉛Pb 検出せず(0.005mg/kg 未満)
総ヒ素As 検出せず(0.005mg/kg 未満)

6.  泉質
ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性温泉)

7.  禁忌症、適応症等 
({温泉分析書別表}中5.に記載)

平成24年12月27日
郵便番号 940-2127 新潟県長岡市新産2丁目12-7
TEL0258-46-7151  FAX0258-46-9851
社団法人 新潟県環境衛生中央研究所 
理事長 田口忠男
鵜の浜温泉分析書 別表
1. 源泉名…鵜の浜温泉5号井戸
2. 源泉所在地…新潟県上越市大潟区雁子浜字崩山301番1
3. 温泉分析申請者…有限会社鵜の浜温泉開発 代表取締役 小林 一定
4. 泉質…ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性温泉)
5. 療養泉分類の泉質に基づく禁忌症、適応症は次のとおりである。
(1) 浴用の禁忌症
一般的禁忌症 
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、肝不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
(2)浴用の適応症
一般的適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、疾患、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
○泉質別適応症・・・きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
(3)浴用上の注意事項
ア・温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日あたり1回程度とすること。
その後1日あたり2回ないし3回までとすること。
イ・温泉療養の必要期間は、おおむね2ないし3週間週間を適当とする事。
ウ・温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり(湯さわり又は浴湯反応)が現れたりすることがある。
「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は、入浴を中止し湯あたり症状の回復を待つ事
エ・以上の他、入浴には次の諸点について注意すること
・入浴時間は、入浴温度により異なるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるにしたがって延長してもよい。
・入浴中は、運動浴ま場合は、別として一般には、安静を守る。
・入浴後は、身体に付着した温泉の成分を洗い流さない(湯ただれを起こしやすい人は、逆に真水で身体を洗うか、
温泉成分を拭き取るのがよい。)
・入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。
・次の疾患については原則として高温浴(42℃以上)を禁忌とする。
高度の動脈硬化症、高血圧症、心臓病
・熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意をする。
・食事の直前・直後の入浴は、避けることが望ましい。
・飲酒しての入浴は、特に注意する。

(注) この別表は、温泉法第13条による提示に必要な参考資料となるものである。


平成24年12月27日
郵便番号 940-2127 新潟県長岡市新産2丁目12-7
TEL0258-46-7151  FAX0258-46-9851
社団法人 新潟県環境衛生中央研究所 理事長 田口忠男
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